トライアスロンを始めるにあたり、準備するものがたくさんあります。
しかし、初心者であったり、しかも自分一人で始めてみようとする場合は、何を準備したらいいのか分かりません。
そんな初心者のために、トライアスロンを始めるのに準備する必要があるものをご紹介したいと思います。
スイムで用意するもの
スイムは、プールで泳ぐときにはキャップ、ゴーグル、スイムウェアが必要になりますが、トライアスロンでは他に必要なものがあります。
海や湖のようなオープンウォーターでは、水温の変動が大きいため大会では、ウェットスーツの着用が推奨されたり、場合によっては必須となることがあります。
大会出場を考えているのでしたら、ウェットスーツの購入を検討するといいでしょう。
ウェットスーツには体温を逃がさない意外に、浮力を得る効果があります。
ゴムやポリウレタン素材で出来ているため、水より比重が軽いためですが、いざ足が攣ったりした時のために、仰向けで休むのにも効果的です。
安全観点からも一着持っておくといいでしょう。
バイクで用意するもの
バイクでは、一般的にロードレーサー、ビンディングシューズが必要になりますが、意外にあると便利なものがあります。
サイクルコンピューターと呼ばれるものですが、時速表示以外にも、走行距離、ケイデンス(1分間あたりのペダル回転数)などが表示されるのでペースを考えやすくなります。
有線式のもので5千円程度、無線式のものでも1万円弱で購入できるので、取り付けておくといいでしょう。
それから、もう標準になりつつありますが、ドリンクボトルをセットする、ホルダを付けておくといいでしょう。
ロードレーサーには2か所取り付けられるようになっていますので、どちらも使った方が有効です。
こちらは数百円ですし、多くの場合六角(ヘキサゴン)ボルトになっていますので六角レンチがあれば、自分でも取付できます。
ランで用意するもの
ランは、シューズと帽子、サングラスがあれば一応は問題ありませんが、大会が行われる時期が夏ということであった方がいい道具をご紹介します。
ドリンクボトルを腰に付けるベルト(一体型になっているものが多い)を持っていると良いでしょう。
夏の暑い時の大会だと、汗をかきっぱなしになりますが、必要な時に水分補給が出来るとは限らないので、自分でドリンクを持っておいた方が安心できます。
過去に出たマラソン大会であった話ですが、順位が最後の方だったためか、給水ポイントには飲み物が出されておらず、補給できなかったことがあります。
残り数キロとはいえ、真夏の30℃を超える暑さの中では倒れてしまうのではないか?と棄権することを考えたこともあります。
水分不足で倒れることは、年齢や性別に関係なく起こり得ますので、自己防衛する必要があります。
それに倒れて直ぐに見つけてもらえるとも限りませんので、いろんな危険を想定して準備した方が安心できます。
慣れてきたら
大会に何度か出て、慣れてきたら少しずつ道具を揃えていくといいでしょう。
スイムからランまで着用する、トライアスロンウェア。
バイクで空気抵抗を減らすためのエアロバーや、同様の目的でスポークではなくディスクになっているホイル。
ランではより軽量な、大会専用のシューズなど。
それぞれ値段も張りますので、自分のレベルアップに合わせて揃えていくとモチベーションも上がるでしょう。
最初から資金があれば一気に揃えてもいいですが、自分に合わないと飾りになってしまうので勿体ないです。