トライアスロン大会が海の場合の練習と泳ぎ方のコツ

トライアスロン大会は、今やいろんなところで盛んに行われていますが、スイムは当然水のあるところで行われます。

海、湖、プールと大会の規模や、レベルによっても異なり、それに付随するバイク、ランの競技会場もその周辺に設定されることが多いです。

溺れる可能性が高い初心者向け大会は、プールで行われることが多い印象ですが、安全性の観点から見ても有効であると考えられます。

しかし、中級、上級、プロレベルになってくると足が底に付かない、海や湖、俗に言うオープンウォーターで開催されることが多くなって来るでしょう。

この場合、自分の安全は自分で守ることが重要になりますが、泳ぎ方や準備するものが若干変わってきます。

では、海や湖で泳ぐ場合の違いや練習方法の仕方はどうすれば良いのか、性質の違いも含め解説していきます。

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海と湖の性質の違い

① 水の性質

海と湖で決定的に違うのが、海水か淡水かの違いです。

つまり、塩分が含まれているか、含まれていないのかの違いになりますが、これが意外な結果になって表れてきます。

塩分濃度が高いほど密度が高く、人間はより浮きやすくなりますが、死海と呼ばれる塩湖では浮き輪無しで体の半分が浮くことでご存知の方も多いでしょう。

海で泳ぐ場合には浮力が大きいので、浮きやすくなり、場合によってはウェットスーツが要らないこともあります。

対して湖の場合は、塩分がほとんど含まれないので浮きにくく、より浮力を得られる泳ぎ方をしないと水を飲んだりすることになります。

この特徴の違いをきちんと認識しておくと安全に練習が出来るでしょう。

② 波の影響度

海では波が立ちやすいという特徴があります。

台風などの影響により風が無いときでも、波が高くなることもありますが、基本的に波が無いということはありません。

対して湖は基本的に内陸にありますので、鏡のように波が一切立たない場合もあり、非常に泳ぎやすくなります。

浮きやすいが波の影響が大きい海、浮きにくいが波が立ちにくい湖と、一長一短ですので練習や参加する大会を選ぶ参考にすると良いでしょう。

因みに、海で水を飲むと非常にしょっぱく、咽ることも多くなり、溺れてしまったりしてリタイアに繋がるケースも多いので注意が必要です。

海で泳ぐ場合の注意点

海での大会に、参加することを決めた場合の泳ぎ方の練習方法ですが、以下のような点に注意すると良いでしょう。

① 波が来る方向と反対側で息継ぎをする

プールでは波が殆ど来ないので、安定して泳ぐことが出来ますが、同時に息継ぎも左右どちらか片方だけに決めても問題ありません。

各自で右か左どちらか一方で息継ぎをすると決めている、もしくはどちらかしか出来ない場合には非常に有効ですので良いと思います。

でもこれが、海になり、大会でのコースが右回りや左回りと決められていたら、息継ぎが不得手とする方向、出来ない方向では、泳ぐことすらままなら無い可能性もあります。

これを解消するためには、左右どちらでも息継ぎが出来るようにしておく必要があります。

右回りなら右で、左回りなら左で息継ぎが出来るようにしておくことで、波を被っても水を飲む可能性を減らせます。

大会までにきちんと、息継ぎの不得手を解決しておきましょう。

② 目印が見つけにくく、方向感覚が無くなる

海では常に波があるため波の谷間を泳いでいると、折り返しやコースガイドになっているブイを見つけられないことがあります。

大会では、波がよほど高くなければ開催されるため、1~2メートルの波はザラにあります。

この波の谷間を泳ぐことで、波が壁となって何も見えなくなりパニックに陥る場合があり、リタイアに繋がってしまうでしょう。

場合によっては、溺れても誰にも気付かれず、沈んでしまうこともあり得ないとは限りません。

このように波が必ずあることを前提として、練習段階から対策を取った泳ぎ方をマスターすべきです。

谷間を泳ぐのではなく、波のてっぺんを泳ぐようにすると視界が開け、目標とするブイが見つけやすくなります。

横から波が来ることがわかったら、波に乗るように、波に対して斜めに突っ込むようにします。

なるべく波の頂点を目指して、波に乗るように体を預けると、波の高いところに到達できます。

この時頂点を目指すようにしますが、実際には頂点にはなかなか行けませんし、波が落ちた場合、体も波に叩きつけられる可能性があり危険です。

なるべく波の頂点を通って、向こう側へスライドするイメージを持つようにするといいでしょう。

波をうまく利用すると、目印を見失わないで進むことが出来ます。

なお、裏テクですが、何度か大会に出ている人を見つけて後ろを付いて行く事でも、方向が分からなくなることを防ぐことが出来ます。

海でひとりで練習する場合

海で大会が行われる場合には、きちんとコース取りを考えて設定されますが、海には離岸流と呼ばれる流れがあります。

毎年、遊泳禁止区域で泳ぎ、この離岸流に流されて命を落とすニュースを聞きますが、自己判断で練習するコースを設定しないことです。

海には潮の流れもあり、知らないうちに流されることもあり、気がついたら誰もいないところだった、ということの無いようにしてください。

なるべくなら、数人で練習をしに行き、ボートなど安全対策をしっかり行って練習するべきでしょう。

海の解禁前の寒い時期も同様で、寒い海に入るのは自殺行為ですので、心臓発作も起こらないとは限りません。

万全を期して練習するようお願いいたします。

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