トライアスロンでの補給食の必要性とおすすめ食品

トライアスロンに限らず、持久系スポーツでは何も飲まず食わずでは、完走することはできません。

例としてマラソンを挙げますが、テレビ中継で”自分用のスペシャルドリンクを取った”とか”給水ポイントを通過した”などアナウンサーが話す場面があります。

給水をするための場所が設けられているのは、ご存知かと思いますが、同時に栄養補給をする場所でもあります。

フルマラソンまででしたら、あまり食べ物を置いている状況と言うのは見ることがありませんが、ウルトラマラソンなどゴールまで半日ほど掛かる場合は設置されます。

普通に生活していても、朝食事をしたら4~5時間後には昼食、その後6~7時間で夕食、というのが一般的ですが、あまり動かなくてもお腹が空くでしょう。

これが動いている状態だったら、もっとエネルギーの消費は早くなり、空腹で立っているのもやっとという状況になってしまいます。

マラソンなどの場合はもっと深刻で、ゴールすることも難しくなってしまいますし、低血糖状態に陥り意識もはっきりしなくなってしまうでしょう。

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低血糖になるメカニズム

人間が筋肉を動かすエネルギーとなっているのが、ブドウ糖ですが、食べ物を食べることで栄養分を体に取り込みます。

取り込んだ栄養分は、インスリンなどの消化酵素によって分解されブドウ糖になります。

このブドウ糖は一部は筋肉に、一部はグリコーゲンに姿を変えて、肝臓や筋肉に蓄積されます。

肝臓や筋肉に溜められなくなり余ってくると、中性脂肪として体にどんどん溜まって行きます。

このうち即効性のあるエネルギー源がブドウ糖とグリコーゲンになりますが、蓄積量としてはあまり多くは無く、直ぐに使い切ってしまいます。

この後、脂肪をブドウ糖に変換してエネルギー源にするわけですが、変換されるまで時間が掛かることになり、切り替えを行う間のエネルギーが滞るようになります。

この時にエネルギー供給に谷間が出来るようになりますが、ここで低血糖が起きやすくなり、場合によっては空腹感を覚えたり、目の前がチラつくなどと言った症状が起こりやすくなります。

この状態で走っていれば次第に体に力が入らなくなり、走り続けることは出来なくなってしまいます。

ダイエット目的で、よく20~30分走り続けないと脂肪が燃焼しないと言われるのはこのためですが、エネルギー源を脂肪へ切り替えることがうまくできないと大変です。

糖尿病の方が、インスリンがうまく分泌されずにブドウ糖に変換されないのと同じで、もはやパフォーマンスを維持し続けることは不可能になります。

補給食は必要不可欠

この状態を持久系スポーツをしている人は、ハンガーノックと呼んでおり、起こらないように先を見越して食べ物、つまり補給食を取るようにしています。

ジョギングなど空腹状態で行うと、個人差はありますが30分~1時間ほどで低血糖状態になるでしょう。

この時間を予め頭に入れておき、ハンガーノックになる10分~15分前には補給食を摂取するようにします。

よく言われる、空腹を感じる前に食べておき、エネルギーが途切れるのを防ぐわけですが、トライアスロンをしながら普通の食事をすることはできません。

そこで、エナジーバーやエナジーゼリーなどの片手で簡単に食べられ、ブドウ糖に変換されやすい糖質を多く含んだ補給食を摂取します。

このように、補給食を摂取することはパフォーマンスを落とさないために、必要不可欠であり、タイムを落とさないためにも重要になります。

私の場合は、バイクに乗りながら片手で食べることは危ないと感じたので、補給食は積みませんでしたが、違う方法で補給していました。

ドリンクボトル1本に、スポーツドリンクと塩飴、それにエナジーゼリーを混ぜて入れておき、補給食替わりにしていました。

ランに移行してからも、そのままボトルを携帯して走りましたが、水が必要になったらエイドステーションで補給するようにすることで、問題なく競技することができます。

エネルギー消費を落として、燃費のいいパフォーマンスをすることも大事ですが、限界があるのできちんと保険の意味も兼ねて、補給食を準備しておきましょう。

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