トライアスロンでワセリンを使う有効性

ワセリンは、医薬品としてよく使われますが、保湿作用があることから主に乾燥を防ぐ意味で皮膚に塗ることが多いものです。

製品としては、石油から出る炭化水素類の混合物を脱色したものが、白色ワセリンとしてドラッグストアなどで売られています。

一般的に知られているところでは、切り傷からの出血を防ぐために使われ、ボクシングの試合で出来た傷からの出血を止めるために使われるので見たことがあるかと思います。

その他の効果としては、油分を多く含んでいることから滑りやすく、潤滑目的でも使用されます。

トライアスロンで使用する場合の目的としては、この潤滑が主になりますが、使用する際には注意しないと逆効果になることもあります。

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使用する場面としては

マラソンなどでも使うことがあり、皮膚がこすれあう箇所、つまり股や脇などに使用しますが具体的には以下のようになります。

スイム

スイムではクロールで泳ぐため、腕の付け根や脇に塗ることになります。

スイムでは、ウェットスーツを着ることがありますが、体型にきちんと合ったもので無いと、脇が擦れたりして痛い思いをすることになります。

これを防ぐ意味で、脇とウェットスーツの擦れる部分に予めワセリンを塗っておくことで、擦過傷を防ぐことが出来るので有効でしょう。

なお、上半身裸やスーツの肩口が大きく開いて擦れない場合は塗る必要はありません。

バイクとラン

バイクに関しては、足を動かすことから股の部分が擦れやすくなります。

場合によっては、サドルが当たる部分も擦れることになるので、予めそのような部分に塗っておくと効果的です。

ランについては前述のマラソンのように股の部分が擦れやすくなるので、塗っておくと擦れなくていいでしょう。

なお、股ということで大会前にトイレに言った時や、朝家や宿泊先を出発する前に塗っておくと安心できます。

私も初めはこの擦れを気にしていなかったため、ワセリンを塗っておらず、痛い思いをしながら競技をしていました。

どこのドラッグストアでも数百円で売っていますので、購入して必ず準備しておくと良いでしょう。

注意すべき使い方

ワセリンはその潤滑性から、擦れを予防するのに有効ですが使い方は要注意です。

やりがちな失敗例を挙げますので、注意して使ってください。

塗った手であちこち触る

大会前に急いで塗った時に起き易いのですが、脇や股に塗った手をそのままにしてしまうことです。

スイムやランでは特に支障は出ませんが、バイクでは事故に繋がることになるので適切に対処することが必要になります。

具体的には、大会前、特にスイムの前に塗り、そのまま安心してしまうことです。

スイムが終わり、バイクにトランジットすることになりますが、ワセリンが残った手でハンドルを掴むとどうなるか。

ハンドルにワセリンが付き、前傾姿勢になった際に前方へ手が滑ってしまいます。

最悪は落車することになり、下り坂で、しかもスピードが出ている場合には無事ではすまないでしょう。

それにブレーキレバーも滑ってうまく握れなくなることから、危険な状態になることは想像に容易くなります。

ワセリンは油の塊ですから、しっかりワセリンを石鹸で洗い落とし、滑らないようにしておくべきです。

気持ち悪さが残る

実際に私が経験しましたが、最初の大会で擦れを防止するために、脇と股、それに余分にサドルの当たる部分にも塗りました。

しかもビンの半分位を塗ったため、バイクを漕いだり、走ったりした際のヌルヌル感が出てくるようになり、気持ち悪さを感じました。

うっすらと塗る程度で十分な効果があるのですが、ビギナーだったため、塗れば塗るほど良いだろうと安易に考えた結果でした。

家に帰ってからも、洗ってもなかなか落ちず、苦労した経験がありますので、適量に留めておくことをお勧めします。

副作用について

石油系の製品ということで、かぶれる場合もあります。

場合によっては、アレルギー体質の方は気分が悪くなったり、じんましんなどの症状も出ることがありますので、注意が必要です。

事前に少量を腕に塗ったりして、アレルギーなどの異常が出ないかどうかを確認しておくと無難でしょう。

あまりにも心配な場合には、薬剤師の方に相談してから購入することをお勧めします。

仮にアレルギーなどで使用できないとなった場合には、代わりとなるベビーローションなど使用すると良いでしょう。

なお、擦れがあまり起こらない場合は、ワセリンなどの潤滑剤は不要ですので使用しないということも考えると安心できます。

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