トライアスロンのロング競技で補給を自己完結する工夫

トライアスロンは、ご存知の通りスイム、バイク、ランを続けて行う競技です。

距離によってカテゴリーが変わりますが、スタンダード(オリンピックディスタンス)がベースになります。

スイム1.5キロ、バイク40キロ、ラン10キロと続けるため2~3時間掛かることになります。

距離の長いカテゴリーにミドル、ロング、アイアンマンがありますが、それぞれスタンダードの距離の2倍、3倍、になり時間もかなり掛かるでしょう。

スタンダード大会に出場したことがある方ならご存知かと思いますが、水分や補給食の提供場所(エイドステーション)は、一定の距離で設定されており脱水になることは少ないでしょう。

しかし、距離が長くなるにつれ、エイドステーションの間隔も長くなり、そろそろ補給したいと思っても、都合よく補給が出来る確率は少なくなります。

場合によっては、飲まず食わずで走り続けることになり、脱水症状や栄養が急激に不足するハンガーノックによる命の危険性も考えられます。

では、そのような状態に陥らないためにはどうすれば良いのでしょうか?

可能な限り自分で準備して、脱水やハンガーノックを起こさないための工夫について、解説していきます。

スポンサーリンク
triathlon-winレクタングル大

パート毎の補給の仕方

スイム

補給をしながら泳ぐ、ということは現実的には不可能に近いでしょう。

競泳の選手でも、プールサイドに上がってから、もしくは水に浮かびながら補給をすることになるので、スイム競技が終わってからが現実的です。

それでも不安だという方は、パックのスポーツドリンクやエナジーバーなどを体にくくりつける、という方法が考えられます。

しかし、大会のレギュレーションとしては、水着とウェットスーツ以外は認められないことが多いので、事前に確認が必要です。

バイク

バイクでは、スピードも出ているため、走りながら受け取るということは不可能に近いです。

ということで、補給できるエイドステーションは基本的に設定が無いことが多いため、自分で準備する必要があります。

幸いバイクにはドリンクホルダーが設置可能ですので、ドリンクボトル2本(1L)は搭載できます。

ただ、ロングの場合バイクは120キロですので、時速30キロで走っても4時間掛かることになり、1Lでは足りません。

予備として、ドリンクホルダーを増設したり、ハイドレーションシステムを搭載したりすることが必要です。

水分としては、最低でも2Lは必要でしょう。

補給食は、即効性を考えるとエナジーバーが有効ですが、やはり数本準備しておかないと力が出せなくなる可能性が高いです。

トライアスロンスーツや自転車競技のレーサーシャツには、背中の部分にポケットがあるのでそこに入れておくと良いでしょう。

エナジーバーはボソボソして、どうにも食べにくいという場合は、噛まずに飲めるゼリードリンクがお勧めです。

こちらも1時間に1本程度補給することを考えて、準備しておくと良いでしょう。

なお、自転車乗りには有名ですが、羊羹も食べやすく糖分がすばやく吸収されるので多く利用されています。

ラン

スタンダードのように10キロだとクローズドコースであることが多く、周回コースが設定されます。

定期的にエイドステーションを通ることになりますので、自前で水分などを準備する必要はありませんが、ロングは違います。

距離は30キロに設定されますので、エイドステーションも5キロごとや10キロごとなど、必要な時に補給できないことが想定されます。

バイクのようにドリンクを2Lも持って走れれば良いのですが、逆に負荷になってしまうためそうもいきません。

基本的に設置されたエイドステーションを頼りにするのですが、補助的なものとして腰に巻くタイプのドリンクホルダーを持つことをお勧めします。

ドリンクボトル1本、500mlしか運べませんが、保険としては十分で、無くなったらエイドステーションで補充すれば問題ありません。

ポケットがついているタイプがお勧めで、エイドステーションで出されるバナナなどの補給食を入れておくと、走りながら補給することが出来るでしょう。

ロングということで各競技の距離もかなり増えますので、大会運営に全てを任せるのではなく、自衛手段として準備しておくと良いと思います。

水分やエネルギーが、足りなくなる心配をしながら競技をしていては、せっかくの大会にも集中できませんから。

スポンサーリンク
triathlon-winレクタングル大

triathlon-winレクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする